その型選びで部屋の広さが決まる!後悔しない収納ベッドの見つけ方

収納ベッド

こんにちは!ベッド通販『眠り姫』の店主、佐藤です。ベッドの販売に携わって17年以上、お客様の眠りと暮らしをより良くするお手伝いをさせていただいております。

さて、お客様から特によくご相談いただくのが「収納ベッド」の選び方です。「部屋が狭いから収納ベッドが欲しいけど、どれを選べばいいかわからない」「種類が多すぎて、自分の部屋に合うものが選べない」…そんなお悩みをよく耳にします。

実は、収納ベッド選びで最も重要なのが**「型」**の選択です。この「型」選びを間違えてしまうと、「引き出しが開けられなくてデッドスペースになった」「思ったより物が入らなかった」など、後悔の原因になりかねません。それどころか、部屋の有効スペースが減ってしまい、かえって狭く感じてしまうことさえあるのです。

そこでこの記事では、ベッド専門家である私が、後悔しない収納ベッドの「型」の選び方を徹底的に解説します。それぞれの型の特徴から、あなたのライフスタイルやお部屋に合わせた最適な一台を見つけるための具体的なチェックポイントまで、詳しくお伝えしていきます。この記事を読み終える頃には、あなたにぴったりの収納ベッドがきっと見つかるはずです。

まずは知っておきたい!収納ベッドの主な3つの「型」

収納ベッドと一言でいっても、その収納方法によっていくつかの「型」に分かれています。まずは、代表的な3つのタイプの特徴を掴んでおきましょう。それぞれの詳細については、後ほどじっくりと比較解説していきます。

  • 引き出しタイプ
    ベッド下に引き出しが備え付けられた、最もポピュラーなタイプです。衣類やタオルなど、日常的に使うものの収納に向いています。
  • 跳ね上げ式タイプ
    床板部分がガス圧の力で持ち上がり、ベッド下全体が巨大な収納スペースになるタイプです。スーツケースや季節物の布団など、かさばる物の収納に絶大な威力を発揮します。
  • チェストベッドタイプ
    引き出しタイプの一種ですが、まるでタンス(チェスト)がそのままベッドになったかのような、圧倒的な収納力を誇るタイプです。大小様々な引き出しで、細かく分類して収納したい方におすすめです。

この3つの「型」が、収納ベッドの基本となります。では、次章からそれぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていき、どのタイプがあなたに合っているのかを解き明かしていきましょう。

【徹底比較】「引き出し」「跳ね上げ」「チェスト」3大タイプのメリット・デメリット

ここからは、3つの代表的な収納ベッドの「型」について、それぞれの長所と短所を詳しく掘り下げていきます。ご自身の収納したいものや、お部屋の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。

① 普段使いに最適!定番の「引き出しタイプ」

ベッド下のスペースに2杯程度の引き出しがついている、最もスタンダードな収納ベッドです。ラインナップが豊富で、デザインや価格帯の選択肢が多いのも魅力の一つ。下着や靴下、パジャマ、タオルなど、毎日のように使うものを整理整頓するのに非常に便利です。これから初めて収納ベッドを購入するという方にも、まず検討していただきたいタイプと言えるでしょう。

  • 出し入れが簡単:衣類などをサッと取り出せるので、日常的な利用に最適です。
  • 価格が手頃:構造がシンプルなため、他のタイプに比べて比較的リーズナブルなモデルが多く見つかります。
  • デザインが豊富:最も普及しているタイプなので、北欧風、モダン、シンプルなど、お部屋のテイストに合わせたデザインを選びやすいのが特長です。
  • 引き出すスペースが必要:ベッドの横に、引き出しを完全に引き出すためのスペース(通路)が必須です。このスペースがないと「買ったのに開けられない」という事態に陥ります。
  • 収納力は限定的:ベッド下の一部しか収納に使えないため、収納容量は後述する他のタイプに比べると少なめです。
  • ホコリが入りやすい:引き出しの隙間からホコリが入りやすい構造のものがあります。

【店主のチェックポイント】
引き出しタイプを選ぶ際は、必ずベッド横のスペースをメジャーで測りましょう。引き出しの奥行きにもよりますが、最低でも50cm~60cmの通路幅を確保できるかどうかが判断基準です。また、多くのモデルは組み立て時に引き出しを左右どちらにでも設置できますが、購入前に仕様を確認しておくと、お部屋のレイアウト変更にも柔軟に対応できて安心ですよ。

② 狭い部屋の救世主!大容量の「跳ね上げ式タイプ」

マットレスを乗せる床板部分が、車のトランクのように縦または横に開閉するタイプです。内部は仕切りのない広大な収納空間になっており、その収納力は他の追随を許しません。普段使わない季節家電(扇風機やヒーター)、お客様用の布団、スーツケース、ゴルフバッグ、思い出の品など、大きくてかさばる物をまとめて収納したい方に最適な「型」です。また、ベッドの横に引き出すスペースが不要なため、ワンルームや寝室のスペースが限られているお部屋の救世主とも言えます。

    • 圧倒的な収納力:ベッド下の空間を100%収納として活用できるため、収納容量は最大級です。シングルサイズでもクローゼット一つ分に相当するモデルもあります。
    • 省スペース:開閉時にベッドの側面や足元のスペースを必要としません。壁にぴったりつけて設置できるため、お部屋を最大限に広く使えます。
開閉がスムーズ:
    • ガス圧ダンパーの補助により、女性の力でもマットレスを乗せたまま楽に開閉できます。 –
気密性が高い:
    収納部が密閉されているため、ホコリが入りにくく、大切なものを清潔に保管できます。
  • 価格が高い:複雑な構造とガス圧ダンパーを採用しているため、他のタイプに比べて価格は高くなる傾向があります。
  • 重量がある:頑丈な分、ベッドフレーム自体の重量がかなりあります。一度設置すると、移動させるのは大変です。
  • 頻繁な出し入れには不向き:開閉自体は楽ですが、都度マットレスを持ち上げる必要があるため、日常的に使う小物の出し入れには少し手間がかかります。

【店主のチェックポイント】
跳ね上げ式には、頭側・足元側のどちらかから開く「縦開き」と、サイドから開く「横開き」の2種類があります。お部屋のレイアウトに合わせて選びましょう。ベッドの足元にスペースがあるなら「縦開き」、ベッドの片側を壁につけて設置し、もう片方に通路がある場合は「横開き」が便利です。心臓部であるガス圧ダンパーは、信頼性の高い日本メーカー製などを選ぶと、長期間安心して使えますよ。

③ “収納の鬼”はこれ!タンス並みの「チェストベッドタイプ」

一見すると引き出しタイプと同じように見えますが、その収納力は全くの別物です。浅い引き出し、深い引き出しなど、サイズの異なる複数の引き出し(4~5杯が主流)が備わっており、まるで整理タンスがベッドと一体化したような構造になっています。衣類、小物、書類、DVDなど、ありとあらゆる物をカテゴリー別に整理整頓して収納したいという方に、まさにうってつけの「型」です。お部屋にクローゼットやタンスを置く必要がなくなるため、結果的にお部屋全体をスッキリと見せることができます。

  • タンス並みの収納力:引き出しの数が多く、深さも様々なので、驚くほどの量を分類して収納できます。
  • ホコリを防ぐBOX構造:多くのチェストベッドは、引き出し部分が一体の箱(BOX)で囲まれた構造になっています。これにより、ホコリの侵入をシャットアウトし、フレームの強度も格段にアップします。
  • デッドスペースなし:引き出しの反対側のスペースも、カーペットやラグなどの長物を収納できるスペースとして活用できるモデルが多いです。
  • 高さが出やすい:収納量を確保するため、ベッド全体の高さ(床面高)が高くなる傾向があります。小柄な方や、天井が低いお部屋では圧迫感を感じる場合があります。
  • 引き出すスペースが必要:通常の引き出しタイプと同様、ベッド横に引き出しを開けるためのスペースが必須です。
  • 価格と重量:収納力が高い分、価格も引き出しタイプよりは高価になり、重量も増します。

通常の「引き出しタイプ」と「チェストベッド」の最大の違いは、収納力構造です。「引き出しタイプ」がベッドフレームに後から引き出しを取り付けるのに対し、「チェストベッド」は引き出し収納部分が頑丈な箱(BOX)として完成しており、その上に床板を乗せる構造になっています。これにより、圧倒的な収納力、高い耐久性、防塵性を実現しているのです。

【店主のチェックポイント】
チェストベッドを選ぶ際は、マットレスを置いた時の高さを必ず確認しましょう。床からマットレス上面までの高さが、ご自身の身長の3分の1程度だと、腰掛けやすく立ち上がりやすい理想的な高さと言われています。高さがありすぎると、寝起きがしにくかったり、万が一ベッドから落ちた際に危険だったりするので注意が必要です。

【失敗しない選び方】あなたの部屋と暮らしに合う収納ベッドを見つける5つのチェックポイント

3つの「型」の特徴がわかったところで、次はより具体的に、あなたにぴったりの一台を見つけるための5つのチェックポイントをご紹介します。このステップを踏むことで、「買ってから後悔した…」という失敗を確実に防ぐことができます。

チェックポイント1:何を、どれくらい収納したいか?

まず最初に考えるべきは、「ベッドに何を収納したいのか」です。収納したいものによって、最適な「型」は自ずと決まってきます。

  • 日常的に使う衣類・タオル類を収納したい → 「引き出しタイプ」
    頻繁に出し入れするものは、アクセスのしやすい引き出しタイプが最適です。
  • 布団・スーツケース・季節家電など、大きくてかさばる物を収納したい → 「跳ね上げ式タイプ」
    年に数回しか使わないものは、大容量の跳ね上げ式ベッドの奥にまとめて保管するのが賢い使い方です。
  • とにかく物が多い!衣類も小物も全部ベッドに収めたい → 「チェストベッドタイプ」
    部屋にあるタンスの中身を丸ごと移したい、というレベルの収納力を求めるならチェストベッド一択です。

ご自身の持ち物をリストアップして、ベッドに収納したいものを明確にしてみましょう。

チェックポイント2:部屋の広さとレイアウトは?

次に、ベッドを置くお部屋の寸法を正確に測りましょう。特に「引き出しタイプ」や「チェストベッド」を検討している場合は、ベッドを置いた状態で、引き出しを最大まで引き出せるスペースがあるかどうかが生命線です。

  • ベッド横に60cm以上の通路を確保できるか?
    → YES:引き出しタイプ、チェストベッドも選択肢に入ります。
    → NO:跳ね上げ式タイプが最適です。無理に引き出しタイプを置くと、使い勝手が悪く後悔します。
  • 跳ね上げ式を選ぶ場合のレイアウトは?
    → ベッドの長辺を壁につける場合:サイドが開く「横開き」が便利です。
    → ベッドの頭側を壁につけ、足元にスペースがある場合:足元側が開く「縦開き」が使いやすいでしょう。縦開きは、開けた時に収納部全体を見渡しやすいうメリットもあります。

メジャー片手に、お部屋でシミュレーションしてみることが、失敗を防ぐ一番の近道です。

チェックポイント3:通気性は大丈夫?カビ対策は?

収納ベッドの宿命とも言えるのが「湿気」の問題です。ベッド下を物で塞いでしまうため、通常のベッドに比べて空気の通り道がなくなり、湿気がこもりやすくなります。特に日本の気候では、カビ対策は必須です。

そこでチェックしたいのが、床板の仕様です。

  • 「すのこ」仕様の床板を選ぶ:床板がすのこ状になっているタイプは、マットレスと収納部の間に空気の層を作り、湿気を逃がしやすくしてくれます。これは非常に重要なポイントです。
  • 定期的な換気を心がける:天気の良い日には、マットレスを壁に立てかけるなどして、ベッド下とマットレスの両方に風を通しましょう。
  • 除湿シートや除湿剤を活用する:すのこ仕様と合わせて、市販の除湿シートを床板とマットレスの間に敷いたり、収納スペース内に除湿剤を置いたりするのも効果的です。

快適な眠りと、大切な収納物を守るためにも、通気性への配慮は絶対に忘れないでください。

チェックポイント4:ヘッドボードの機能性も忘れずに

ベッドはただ寝るだけの場所ではありません。特に寝室では、ベッドで読書をしたり、スマートフォンを触ったりと、リラックスタイムを過ごす方も多いでしょう。そんな時に便利なのが、ヘッドボードの機能です。

  • 宮棚(キャビネット)タイプ:スマートフォンやメガネ、目覚まし時計、文庫本などを置けるちょっとした棚があると、ベッド周りが散らからず非常に便利です。
  • コンセント・USBポート付き:今や必須の機能と言えるかもしれません。寝ている間にスマートフォンの充電ができるので、充電ケーブルを探す手間が省けます。
  • 照明(ライト)付き:夜中に少し手元を照らしたい時や、間接照明としてお部屋をムーディーに演出したい時に役立ちます。
  • スリムタイプ:お部屋のスペースを少しでも広く使いたい場合は、ヘッドボードがない、もしくは非常に薄いスリムタイプのフレームを選ぶと圧迫感を軽減できます。

ご自身の就寝前の過ごし方を思い浮かべながら、必要な機能が付いているかチェックしましょう。

チェックポイント5:搬入経路と組み立て方法は?

意外と見落としがちなのが、搬入と組み立ての問題です。特に収納ベッドはパーツが多く、重量もあるため注意が必要です。

  • 梱包サイズの確認:購入前に、商品の梱包サイズがマンションの廊下や玄関、お部屋のドアを通るか必ず確認しましょう。
  • 組み立てサービスの検討:跳ね上げ式ベッドやチェストベッドは、構造が複雑で組み立てに時間と労力がかかります。自信がない場合は、有料の「組立設置サービス」を利用することをおすすめします。プロに任せることで、時間も節約でき、確実かつ安全に設置してもらえます。

せっかく選んだベッドが家に入らない、組み立てられない、といった悲劇を避けるためにも、事前の確認を怠らないようにしましょう。

まとめ:最高の収納ベッドで、理想の部屋と快適な眠りを手に入れましょう

ここまで、収納ベッドの「型」の種類から、あなたに最適な一台を見つけるための具体的なチェックポイントまで解説してきました。最後に、今回の重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

後悔しない収納ベッド選びの極意

  1. まずは「何を収納したいか」を明確にする。それによって選ぶべき「型」が決まります。
  2. 「引き出し」「跳ね上げ」「チェスト」の3つの型の長所と短所を正しく理解する。
  3. 必ず部屋の寸法を測り、特に引き出しを開けるスペースがあるかを確認する。スペースがなければ跳ね上げ式を選びましょう。
  4. カビ対策は必須!通気性の良い「すのこ」仕様を選ぶ。
  5. ヘッドボードの機能や組み立て方法など、プラスアルファの視点も忘れずにチェックする。

収納ベッドは、ただの家具ではありません。あなたの大切な睡眠を支え、同時にお部屋をスッキリと片付けてくれる、暮らしの頼もしいパートナーです。正しい「型」を選びさえすれば、限られたスペースを最大限に有効活用し、広々とした快適な空間と、質の高い眠りの両方を手に入れることができます。

この記事が、あなたの後悔しないベッド選びの一助となれば、ベッド専門家としてこれほど嬉しいことはありません。もし、それでも迷ってしまうことや、もっと詳しく知りたいことがあれば、いつでも私たち『眠り姫』にご相談ください。あなたの理想の寝室作りを、全力でサポートさせていただきます。

../storage-bed-transform-small-room/ ../chest-bed-buying-guide/

コメント

タイトルとURLをコピーしました