クニヤは、ウルルの天地創造の神の一人です。
Tjukurpaでは、時の始まりに、ご先祖様としてクニヤ一族が住んでいました。
彼らは、色濃く根付いていました。
多くの観光客は、岩の表面にエッチングで描かれた迫力のある壁画を見るまでは、立ち去りません。
昔々、ニシキヘビの年長の女性であるクニヤは、ウルルに彼女の卵を持ち帰るため、東南から旅をしていました。
そして、岩の東を掘って、大事にそこへ置きました。
リルはクニヤがいない間に、彼女の甥を襲ったので、クニヤはとても怒っていました。
クニヤはリルに立ち向かう事にしました
ムティジュルの水穴の近くで、リルの兵士に出くわしました。
怒っていたクニヤは、彼女の全パワーを集中して、兵士を死に追いやりました。
その時できた二つの大きなひびが、崖の表面に、証拠として残っています。
アナング族は、Tjukurpaで教え、学びつづける事、
そして、芸術が重要であり、不可欠だということを、強く感じています。
それは、経済的、肉体的、文化的にアナングの人々を支えつづけ、
言い伝えや伝統的な生活をし続けられるのです。
Region Mutitjulu
Language Pitjantjatjara
DOB c.1935
私は、絵を描く事を楽しんでいます。
野生の食べ物、ブッシュトマト、切り株、草の種、ゴウシュウビャクダン、野生のスモモを使って。
私のテーマは、私の生誕の地に関する、毒蛇のご先祖様、クニヤや、女性たち子供たちの
軌跡をたどる事です。
他には、ディンゴも描きます。
私たちのTjukurpa〜創造主の法に従って、戒めの意を込めて。
私は、子供たちのために、マラ(野生のワラビー)のお話しも描きます。
私たちは、自分たちでTjukurpaが描くことができるのだよと、子供たちに教えています。
誰かが私の描いたキャンバスを、その物語ごと家に持ち帰った時に、私は幸せを感じます。
今度は、私の絵が、そのご家族をより良くするお手伝いができるからです。
Barbaraは、ムティジュル地区の年長のメンバーです。
ウルル・カタジュタ経営委員会のメンバーでもあります。
彼女は、1985年にウルルが返還されてから、公園の運営に貢献しています。
彼女は、カルチャーセンターの相談役を、つい最近、退職しました。
彼女たちの伝統的な生活習慣について、観光客の方に、お話ししたり、デモンストレーションを
したりしていたのです。
Barbaraの絵は、ウルルをお客様に理解していただくのに、一役買っています。
クニヤの絵は、娘と共同で描かれます。
そして、それらはカルチャーセンターの玄関で、お客様をお迎えします。
彼女はまた、クニヤの戦いの踊りを演じます。
カルチャーセンターでお目にかかれます。
Barbaraは、たったの10年間だけ絵を描いていました。
彼女のテーマは、ウルルやその周辺の国々の、天地創造の物語でした。
彼女はまた、木を彫ったり、
ウルル周辺に自生している草と、鮮やかな色のウールを織り交ぜて
豆の木の種でネックレスやバスケットを作ったりするのを
今でも楽しんでいます。