こんにちは!ベッド通販『眠り姫』店主の佐藤です。ベッドの販売に携わって17年以上、これまで数多くのお客様の眠りに関するお悩みと向き合ってきました。
お客様からよくお伺いするお悩みのひとつに、「ベッドと壁の間にできる、あの微妙な隙間」問題があります。
「いつの間にかホコリがびっしり…」
「寝ぼけてスマホやメガネを落として、取るのが本当に大変!」
「どうせなら、この無駄なスペースを何とか活用できないかしら?」
あなたも、こんな風に感じたことはありませんか?そのお気持ち、痛いほどよく分かります。あのデッドスペースは、まさにホコリと無駄の温床になりがちですよね。
でも、ご安心ください。実はその隙間、ちょっとした工夫で「宝のスペース」に生まれ変わらせることができるんです。この記事では、ベッド専門店の店主である私が、長年の知識と経験を元に、ベッド後ろのホコリと無駄をなくし、便利な収納スペースに変えるための具体的な方法を徹底解説します。この記事を読み終える頃には、あなたのお部屋のデッドスペースが、きっとお気に入りの場所に変わっているはずですよ。
なぜベッドの後ろに隙間ができるのか?主な3つの原因
そもそも、なぜベッドを壁にぴったりとくっつけられないのでしょうか。まずは、その原因を知ることから始めましょう。原因が分かれば、対策も立てやすくなります。主な原因は、以下の3つです。
原因1:壁の「巾木(はばき)」
最も一般的な原因が、この「巾木」の存在です。巾木とは、壁と床の境目に取り付けられている板状の部材のこと。壁の最下部を保護し、掃除機などが当たった際の傷や汚れを防ぐ役割があります。
日本のほとんどの住宅にはこの巾木が設置されており、その厚みは一般的に5mm~10mmほどあります。この巾木の厚みの分だけ、ベッドフレームが壁から離れてしまい、結果としてヘッドボード上部に隙間が生まれてしまうのです。「うちは壁にぴったりつけているはずなのに…」と思っている方も、足元をよく見てみてください。きっと、巾木が原因で隙間ができているはずです。
原因2:コンセントプレートの出っ張り
ベッドを置きたい壁にコンセントがある場合も、隙間の原因になります。コンセントプレートにはわずかな厚みがあり、そこにコンセントプラグを差し込むと、さらに出っ張りが大きくなります。特に、ACアダプターのような大きなプラグは、かなりのスペースを必要としますよね。この出っ張りがベッドフレームに干渉し、壁との間に隙間を作ってしまうのです。
原因3:ヘッドボード自体のデザイン
ベッドフレーム、特にヘッドボードのデザインが原因で隙間ができることもあります。例えば、もたれかかりやすいようにヘッドボードが斜めに設計されているデザインや、曲線を描いたデザイン性の高いヘッドボードなどは、構造上どうしても壁との間に空間が生まれやすくなります。
これらの原因が複合的に絡み合い、気づけばホコリが溜まり、物が落ちる厄介な隙間が誕生してしまうというわけです。しかし、ご安心ください。次の章から、この悩ましい隙間を解消し、さらに有効活用するための具体的な方法をご紹介していきます。
【後付けOK】ベッド後ろの隙間を収納に変える実践アイデア5選
「ベッドを買い替える予定はないけど、今すぐこの隙間をどうにかしたい!」という方のために、ご家庭で手軽に試せる後付けの収納アイデアを5つ厳選しました。DIYが苦手な方でも取り入れられる方法からご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アイデア1:スリムな「隙間収納ラック・ワゴン」を置く
最も手軽で収納力も高いのが、市販の「隙間収納ラック」や「隙間ワゴン」を活用する方法です。キッチンや洗面所用として販売されていることが多いですが、ベッド後ろの隙間にもぴったりです。
- メリット:キャスター付きのものを選べば、移動が簡単で掃除も楽々。収納力が高く、本やティッシュボックス、アロマディフューザーなど、様々なものを整理できます。コンセント付きの製品を選べば、スマホの充電ステーションとしても活躍します。
- デメリット:隙間の幅に合うサイズを探す必要があります。採寸を間違えると入らなかったり、逆にガタガタしてしまったりするので注意が必要です。
- 選び方のポイント:まずはベッド後ろの隙間の「幅・奥行き・高さ」を正確に測りましょう。特に高さは、ヘッドボードより低いものを選ぶと、圧迫感がなくスッキリ見えます。素材や色をベッドフレームや他の家具と合わせると、お部屋に統一感が生まれますよ。
アイデア2:「突っ張り棒」と「ワイヤーネット」で壁面収納化
賃貸住宅にお住まいの方や、費用を抑えたい方におすすめなのが、突っ張り棒とワイヤーネットを組み合わせる方法です。100円ショップなどでも材料が揃うので、気軽にチャレンジできます。
- メリット:壁を傷つけることなく設置可能。空間を縦に使えるので、見た目以上の収納力を発揮します。S字フックや専用の小物入れを組み合わせれば、充電ケーブル、メガネ、イヤホン、ヘアゴムなど、散らかりがちな小物をスッキリ整理できます。
- デメリット:耐荷重には限界があるので、重いものは乗せられません。見た目が少し無機質になりがちなので、インテリアにこだわりたい方には不向きかもしれません。
- 活用術:ワイヤーネットにフェイクグリーンを絡ませたり、お気に入りのポストカードを飾ったりすると、無機質さが和らぎ、おしゃれなディスプレイスペースになりますよ。
アイデア3:DIYで理想の「ジャストフィット棚」を作る
「市販品ではぴったりのサイズが見つからない…」というこだわり派の方には、DIYがおすすめです。手間はかかりますが、隙間にシンデレラフィットする理想の収納棚を作ることができます。
- メリット:幅、奥行き、高さ、色、素材など、全てを自分好みに設計できます。コンセントを避けるための切り欠きを入れたり、スマホを立てかける溝を彫ったりと、自由な発想で機能を追加できるのも魅力です。
- デメリット:工具の準備や作業時間など、相応の手間とコストがかかります。木材のカットや組み立てには、ある程度の技術も必要です。
- 簡単DIYのヒント:ホームセンターの木材カットサービスを利用すれば、一番大変な作業を省けます。設計は、SPF材(2×4材など)を両端に立て、その間に棚板を渡すだけのシンプルな構造から始めると、初心者の方でも失敗が少ないでしょう。
アイデア4:スリムな「コンソールテーブル」を配置する
収納力よりもインテリア性を重視したい方には、奥行きの浅いコンソールテーブルやスリムなサイドテーブルを置くという選択肢もあります。
- メリット:デザイン性が高く、ベッドルームをおしゃれな空間に演出できます。テーブルランプやアート、お気に入りの小物を飾るディスプレイスペースとして最適です。
- デメリット:収納力はあまり期待できません。また、ベッドの幅に合う長さで、かつ奥行きが浅いテーブルを見つけるのは少し難しいかもしれません。
- 選び方のポイント:ベッドのヘッドボードの高さより少し低いものを選ぶと、バランスが良く見えます。素材も、アイアンや木製など、お部屋のテイストに合わせて選ぶ楽しみがありますね。
アイデア5:「ヘッドボードクッション」で隙間を埋める
「収納は不要。とにかく物の落下とホコリを防ぎたい!」という方には、大きな「ヘッドボードクッション」や「三角枕」で隙間を物理的に埋めてしまう方法がおすすめです。
- メリット:隙間を完全に塞ぐことができるため、スマホなどの落下を確実に防ぎ、ホコリの侵入も最小限に抑えられます。クッションが背もたれ代わりになり、ベッドの上で本を読んだりテレビを見たりする時間が格段に快適になります。
- デメリット:当然ながら、収納機能はありません。クッション自体が大きいため、定期的にお手入れ(天日干しやカバーの洗濯など)が必要です。
【根本解決】ベッド選びで解決!「バックシェルフ付きベッド」という選択肢
これからベッドの購入や買い替えを検討されているなら、ベッド選びそのもので隙間問題を根本的に解決するのが最もスマートな方法です。そこでおすすめしたいのが、「バックシェルフ(宮棚)付き」の収納ベッドです。
これは、ヘッドボード自体が収納スペースとして設計されているベッドのこと。もともと奥行きのある棚として作られているため、壁にぴったりつけても巾木が邪魔にならず、隙間ができません。まさに、デッドスペースを生まないためのベッドと言えるでしょう。このタイプのベッドには、様々な種類がありますので、あなたのライフスタイルに合ったものを選んでみてください。
バックシェルフ付きベッドの種類と特徴
ここでは、代表的な3つのタイプを比較しながらご紹介します。ご自身の使い方をイメージしながら、最適なタイプを見つけてくださいね。
特徴:
ヘッドボードの奥行きが10cm~15cm程度と、非常にスリムなタイプです。圧迫感がなく、お部屋を広く見せたい方に最適。スマホやメガネ、時計、文庫本などを置くのにちょうど良いスペースが確保されています。コンセントが付いているものがほとんどで、就寝中の充電にとても便利です。
こんな方におすすめ:
- ワンルームなど、お部屋のスペースが限られている方
- ベッド周りにあまり物を置きたくないミニマリストな方
- スッキリとしたシンプルなデザインが好きな方
特徴:
ヘッドボードが本棚のように、複数の棚や仕切りで構成されている大容量タイプです。奥行きも20cm以上あるものが多く、単行本や漫画、雑誌、CD/DVD、さらにはボックスティッシュまで、たくさんの物を収納できます。まさに「見せる収納」として活躍します。
こんな方におすすめ:
- 寝る前に読書をする習慣がある方
- 収納スペースが少なく、ベッド周りの収納力をとにかく重視したい方
- お気に入りの雑貨や小物をディスプレイして楽しみたい方
特徴:
スライド式の扉や、フラップ扉が付いており、収納した物を隠せるタイプです。ごちゃごちゃしがちな小物をサッと隠せるので、急な来客時も安心。生活感をなくし、常にスッキリとした寝室を保ちたい方にぴったりです。また、扉があることでホコリの侵入を防げるため、掃除の手間が省けるという大きなメリットもあります。
こんな方におすすめ:
- ベッド周りを常に整頓された状態にしておきたい方
- ホコリが気になる、お掃除の手間を少しでも減らしたい方
- 隠したいもの(薬やサプリメントなど)がある方
失敗しない!バックシェルフ付きベッド選びの重要チェックポイント
「これだ!」と思うベッドを見つけたら、購入前に必ず確認していただきたいポイントがあります。これを見逃すと後で「しまった…」となりかねませんので、しっかりチェックしてくださいね。
ベッド選びの重要チェックポイント4箇条
- 「巾木よけ加工」の有無:これが最も重要です。ヘッドボードの背面下部に、巾木を避けるためのくぼみやカットが施されているかを確認しましょう。この加工があれば、壁に隙間なくぴったりと設置できます。
- コンセントの位置と数:スマホやタブレット、スマートウォッチなど、充電したいデバイスはいくつありますか?必要な数のコンセント(2口が一般的)があるか、またその位置が使いやすい場所にあるかを確認しましょう。ホコリの侵入を防ぐスライドカバー付きだと、さらに安心です。
- 照明の有無と種類:間接照明や手元を照らすライトが付いていると、夜中に起きる際に便利です。暖色系の優しい光のLEDライトなら、リラックス効果も期待できますよ。
- 収納部分のサイズ(内寸):特に本棚・シェルフタイプを選ぶ際は、収納したい本や物のサイズが収まるか、棚の奥行きや高さを「内寸」でしっかり確認することが大切です。
隙間収納を成功させるためのプロからのアドバイスと注意点
最後に、後付け収納やDIYを成功させ、安全で快適なベッド周りを実現するための注意点を、プロの視点からお伝えします。
注意点1:何よりも「正確な採寸」が命
これは基本中の基本ですが、最も重要なことです。収納アイテムを購入したり、DIYを始めたりする前に、必ずメジャーで以下の3点を正確に測定してください。
- 隙間の「幅」:ベッドの幅ぴったりで測りましょう。
- 隙間の「奥行き」:ヘッドボードから壁までの距離です。場所によって微妙に違う可能性があるので、数カ所測ると確実です。
- 隙間の「高さ」:床からヘッドボードの上端までの高さです。
この時、巾木の高さと厚み、コンセントプレートの位置と出っ張り具合も忘れずにメモしておきましょう。この一手間が、後の「入らない」「ガタつく」といった失敗を防ぎます。
注意点2:常に「掃除のしやすさ」を意識する
せっかく収納を増やしても、掃除がしにくくなっては本末転倒です。ベッド周りは髪の毛やホコリが溜まりやすい場所ですから、常に清潔を保てる工夫が必要です。
- キャスター付きのワゴンを選ぶ
- すぐに動かせるよう、軽い素材のラックを選ぶ
- DIYの場合は、床との間に少し空間を空けておくと掃除機のヘッドが入りやすい
こうした「掃除のしやすさ」という視点を持ってアイテムを選ぶことが、長期的に快適な空間を維持するコツです。
注意点3:忘れてはならない「安全性」の確保
特に背の高いラックを置いたり、突っ張り棒を使ったりする場合は、安全面にも配慮しましょう。
- 地震対策:万が一の揺れに備え、背の高い家具は壁に固定するか、転倒防止グッズを使用しましょう。突っ張り棒も、定期的に緩みがないかチェックすることが大切です。
- 頭上への配慮:就寝中に物が落ちてこないよう、重いものや割れ物はヘッドボードの真上には置かないようにしましょう。
- 電気系統の注意:コンセント周りはホコリが溜まりやすく、火災(トラッキング現象)の原因になることも。定期的にプラグを抜き、乾いた布でホコリを掃除する習慣をつけましょう。タコ足配線にも注意が必要です。
隙間収納成功の秘訣まとめ
- 購入・作成前には、隙間や巾木、コンセントの位置を正確に測る。
- キャスター付きなど、簡単に動かせて掃除がしやすいアイテムを選ぶ。
- 地震対策や電気系統の安全にも気を配り、安心して使える環境を整える。
まとめ:その隙間は、工夫次第で快適スペースに変わります
ベッドと壁の間にできてしまう、あの悩ましい隙間。その原因から、具体的な解決策まで詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これまで単なるデッドスペースだと思っていた場所も、
- 「後付け収納」で今すぐ便利なスペースに変える
- 「バックシェルフ付きベッド」を選んで、根本的に問題を解決する
という2つのアプローチで、ホコリや物の落下のイライラから解放され、快適で機能的な収納スペースへと生まれ変わらせることができます。
大切なのは、ご自身のライフスタイルやお部屋の状況に合わせて、最適な方法を見つけることです。今回ご紹介したアイデアを参考に、あなただけの快適なベッドルーム作りを楽しんでみてくださいね。
私たちベッド通販『眠り姫』では、今回ご紹介したような機能的なバックシェルフ付きベッドをはじめ、お客様一人ひとりの快眠をサポートする様々なベッドを取り揃えております。ベッド選びで分からないこと、お悩みのことがありましたら、いつでもお気軽に私たち専門スタッフにご相談ください。17年以上の経験を活かし、あなたにぴったりの一台を見つけるお手伝いをさせていただきます。
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